「細嚼難飢」禅の言葉でよく噛んで食べれば、飢える事はないという意味だそうです。

雪の季節も半ばに差し掛かり、滑り手の皆さまから様々なフィードバックをいただく時期になりました。

何事においてもモノ事には2面性があるモノで、僕は立場上、それぞれの立場から、それぞれ違う視点から意見をいただく事があります。

そして、僕はその言葉を噛み砕きます。

ひとり、滑ります。

そんな時はひとり、滑ります。
自分の作ったモノと向き合う為に雑踏や雑音を避け。

 

なるべく、クリーンなグルーミングを選んで滑ります。 自分の作ったモノと向き合う為に雑踏や雑音を避けて。

なるべく、クリーンなグルーミングを選んで滑りました。

 

ある瞬間、ふと気になりました。

車に戻ってレイヤリングを変えます。 シェルの裏地との相性。 滑りの良いもの。引っ掛かりが多いもの。 薄いもの。厚いもの。

使う側の視点に戻り、車に戻ってレイヤリングを変えます。
シェルの裏地との相性。
滑りの良いもの。引っ掛かりが多いもの。
薄いもの。厚いものを取っ替え引っ替え。
また、滑りました。

 

 

それでも答えは見つかりませんでした。

そして、電話しました。

「あの時、比較対象となったジャケットって、、、」

「僕は凄く悔しくて」

答えを探しました。

何もないクリーンな場所を選んで。

翌朝、より何もないクリーンな場所を選んで歩きました。

 

考え事をするときはなるべくクリーンな場所、クリーンな心が良いと思うのです。

一歩一歩。 歩き続けました。

一歩一歩。
歩き続けました。

 

ある時、体がウエアを支えているわずか数センチの部分に気がつきました。

「細嚼難飢」誰かの言ったことをよく噛みしめて、なんども味わうとき、その真意が心に了解される。