2月16日。
ヒデさんはとても熱心な人。
時折ぶつかり、過去に喧嘩一歩手前の言い合いになった事もある程、熱心な人です。
この夜も例外なく、ヒデさんが開発に深く関わっている Mackmyra Jacket につての話が深夜まで続きました。
そして、翌日。
この日も例外なく、Mackmyra Jacket についての話しです。
「望月くん、ほら、わかるでしょ?」
「一緒に滑って、話して、ちゃんと見てもらって、理解してもらいたかったんだよ」っと。
一頻り滑ったあと、僕のカラダを気遣ってのこともあり「よし、休憩して、座ってじっくり、話そうよ」っと。
ふたりでフィードバックとそのアイデアについて話しました。
たまに、「そんな言い方ないじゃないですか!」と言いたくなる辛口な事もありますが、いつもその言葉は情熱の塊です。
そして、その言葉が僕の心に火を着けました。
僕はその言葉をカタチにすべく。
3レイヤーの生地はピンホールが残るため、一度、出来上がったものを解いて、縫い直すという事はあまりやりたくありません。
元の状態に仕上げ、耐水性を維持させるのはとても時間と手間の掛かる作業なのです。
なるべくやりたくない作業ですが思い切ってやってみました。
そして、南下中に立ち寄る八甲田へなんとか間に合いました。
ヒデさんの愛情のこもったMackmyra Jacketがどう進化していくのか?僕自身も今後が楽しみです。
Comments by Yudai Mochizuki