90年代半ば、バックパックは本質的に大きな成長を遂げたのではないかと僕は思っている。

90年代の銘品。 CIRQUE WORKS/THE GREAT ONE , DANA DESIGN/ARCFLEXTERRAPLANE , OSPREY/VECTOR ONE

90年代の銘品。

 

CIRQUE WORKS/THE GREAT ONE , DANA DESIGN/ARCFLEXTERRAPLANE , OSPREY/VECTOR ONE

CIRQUE WORKS/THE GREAT ONE ,  OSPREY/VECTOR ONEの背面を見てみる。

身体に荷物を寄せる方法や支点。 それぞれよく考えられている。 視点はかなり近い。

双方の視点はかなり近いように思える。
身体に荷物を寄せる方法や支点はそれぞれよく考えられている。
この視点は、今日のバックパック界に必要な機能として大きな影響を与えたのではないかと思う。

 

そして、CIRQUE WORKS/THE GREAT ONE 初期型のロールトップ。

そして、CIRQUE WORKS/THE GREAT ONE 初期型のロールトップ。

この時代にかなり高い完成度でロールトップシステムを表現した CIRQUE WORKS。

後にその血は当時、CIRQUE WORKSのデザイナーであったトム・ルースによりarc’teryxに引き継がれた。

 

そして、古き良き時代、90年代のDESIGN/ARCFLEXTERRAPLANE と2003年のTERRAPLANE LTW。

そして、古き良き時代、90年代のDESIGN/ARCFLEXTERRAPLANE と2003年のTERRAPLANE LTW。
その “背負い心地” “品質” “耐久性” は今もデイナ・グリーソンにより、変わらず、米国モンタナ州ボーズマンで MYSTERY RANCH にて引き継がれている。

そして、この時を境にバックパックが大きく変わってしまった時代ではないかと僕は思っている。

消費を煽る売り文句、デザイン、無意味な機能や曲線が現れる中、僕はこの一年、背負う側=人の背中とのコンタクトについて今一度、探求した。

そうして、ようやく出来上がったモックアップサンプル。

そうして、ようやく出来上がったモックアップサンプル。

 

ここには派手な曲線はないけれど、”身体のどこで背負ってください” と先人達の言葉、そして僕の言葉を語ってくれる背中になりました。