BACK PACKについて考えています。
90年代の銘品と言われたBACK PACKを幾つか所有していた僕はPLUS ONE WORKSでShumari35 と mate38/48の製作へ携わるまでは、”背面オープン仕様は疲れる”こう思い込んでいました。
PLUS ONE WORKS のプロジェクトがスタートして、
雪山での背面オープン仕様の有用性を主張する滑り手と
自分の中に居るバックパックの背負い心地の定義に拘る作り手と戦ってきました。
雪山での背面オープン仕様の有効性。
悪天候の中でのスピーディーな荷室へのアクセス。
スキー、スノーボードをバッグへ装着したままでのスムーズな荷室へのアクセス。
背負い心地を左右する大きな要素。
使い手に適した理想的な背面形状=背面フレームの有無。
使い手に適した背面長。
この相反する機能をいかに統一するか?という大きな課題。
そして、 “背面オープン仕様は疲れる” を払拭し、出来上がった 滑り手の為のBACK PACK。
Shumari35 と mate38/48。
開発に携わって頂いているお二人と、八甲田ガイドクラブの皆さまから「背負い心地が良い」「今まで背負ったBACK PACKの中で一番、背負い心地が良い」という言葉が出た時は今までの困難は全て何処かへ飛んでいきました。
そして、その時からずっと温めているアイデアがあります。
一年以上、頭の中で温めていたモノを漸く、構造サンプルの作製に取りかかりました。
あらゆるユーザーに向けて、より良い背負い心地とフィッティングを実現する為に。
まだまだ、進化し続けますので、楽しみにしていて下さい。
モッチー
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