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桑原 知美Tomomi “Sheesa” Kuwahara

- 使用モデル: Voss CZone Mitt
- HESTRAグローブ使用歴: 24シーズン(2025年現在)
- なぜHESTRAを?
- 2002年の春にどうしてもアラスカに行きたかったのだが、遠征費が足りない。なんとかその費用を捻出しようと、スポンサー探しを始めた。そうして、アウトドアブランドのパンフレットを見ながら、直接電話したのがフルマークスだった。そのとき、対応してくれたのが代表の若山泰生さんで、ウェアとともにグローブをサポートしてもらえることに。そのとき以来、20年以上にわたってお世話になりっぱなし。
- 「Voss CZone Mitt」を選んだ理由
- ニセコから美瑛市に移り住んで5年。ニセコでは定番だった「3-Finger Glove」が、気温が低いこのエリアでは人差し指が寒い。それからミトンを選ぶようになり、毎年さまざまなミトンを使ってきた。シーズンのメインウェアにピタリ合うカラーがあり、選んだのがこのモデル。
- 気に入っているところ
- インナーグローブがあまり好きじゃないので、素手で着用しているが、ライナーが5本指に分かれていて、しかも、ふんわりと包まれるような感触。その空気層のおかげか、すごく暖かいし、多少汗をかいても気にならない。
- アウターは全面で皮革を使うのではなく、強度が重要ではない部分には、あえて軽い布生地を組み合わせてある。なので、全体が軽いのがいい。また、グローブの中である程度指を広げられるほど横幅があり、手首周りも広いので、着脱が簡単なのもお気に入り。
- 使用状況
- シーズンインから春先まで。スキー場ではインナーなしでそのまま、山では防風性のあるハイク用インナーの上から重ねて着用している。
- ほかにどんなモデルを使用していますか?
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「Mist Mitt」
さらに冷える極寒の日はこれに限る。手のひらだけが革で、ほかは布製なので、ふわふわで軽く、すごく暖かい。 -
「Ergo Grip Active Wool」
ハイクが多い日や春の暖かい日。握りやすく作業性も良い。ウールインナーなので汗をかいても気にならないし、外す時にインナーが汗でくっついて裏返ってしまう心配がないのも良い。 - 最後に滑り手としてのモットーを
- 「一生滑り続けたい。カッコいいターンをして、『あのおばあちゃんすごい!』って言われたい」
Profile
- 桑原 知美 (くわはら ともみ)
- 1968年、福岡県生まれ。’95年からアラスカに通い、チャージしたライディングに情熱を注いできた日本人の一人であり、女性としては数少ないビッグマウンテンライダー。現在、北海道・美瑛町で人気の宿「RONENAI BASE.」を営みつつ、「SHEESA CAMP」を主宰し、スノーボードの楽しさを伝えている。
- CREDIT
- photo:Hiroshi Suganuma text:Tomomi Kuwahara, Chikara Terakura


















