Design philosophy

品質やデザインよりも量とスピードを優先する大量消費の社会経済システムにおいて、私たちのデザイン哲学は根本的に異なるものになります。

私たちは短期的かつ長期的な視野に立ち、ユーザーやこの世界の価値観を変えることを念頭に製品をデザインしています。すべての製品のイノベーションやデザイン、開発プロセスは財産そのもの。達成すべき明確なビジョンとゴールを掲げ、その目標へ向けて決して妥協することはありません。

“自然のように何ひとつ無駄なものはないミニマルなものづくり。それがHoudiniのデザイン信条です”

Designer’s checklist

安物の道具やファストファッションがあふれている現代社会で、長持ちするものはほんの一部です。しかしそういったアイテムに出会えたならば、それはあなたのワードローブの一つではなく、生涯のパートナーになり得ます。優れた品質、機能性、長く使っても飽きのこないスタイルを兼ね備えたアイテム。このように生涯を共にできるようなものは、どのように作り出すのでしょうか。テクニカルなスポーツウェアのジャンルに関しては、生産の段階に入る前にいくつかの自問自答すべきリストを作成しています。

・存在価値のある製品か?
・十分に長持ちするか?
・多用途に使える汎用性があるか?
・経年“進化”するか?
・無駄な要素は何も加えていないか?
・簡単に修理ができるか?
・レンタルするに十分な耐久性があるか?
・製品寿命が尽きた後の解決方法はあるか?

Less is more

Houdiniの製品哲学は、長寿命で多用途、そしてミニマルな構造であることを中心としています。一つでいくつものパフォーマンスを発揮する汎用性の高い製品は、乱雑でまとまりのないワードローブをより小さくスマートなものに変えてくれます。そしてそのワードローブは制限ではなく可能性を生み出し、結果としてユーザーの満足度と、全体的なリソース効率の向上をもたらします。Houdiniのデザインはミニマルで無駄がなく、限りなくシンプルな作り。だからこそ製品寿命が長くて修理も簡単、そのうえ、余計なものを削ぎ落とした美しさを実現しています。

“循環する製品ライフサイクルを可能にするため、私たちは原料をできるだけピュアな状態に保ち、天然繊維と合成繊維を決して混ぜ合わせません”

Circular materials

循環型の製品ライフサイクルを作り出すための私たちのポリシーは、原材料を可能なかぎりピュアな状態に保ち、天然繊維と合成繊維を決してミックスしないことです。代わりにウールとシルクやテンセル™ リヨセル(ユーカリの木材パルプを原料とする再生繊維)などの生分解性をもつ繊維をブレンドすることで、製品をリサイクル可能かつ生分解可能にしています。

Houdiniには、新製品を開発する際のプロトタイプを提供しフィードバックを得る、幅広いアスリートのネットワークがあります。

Extending product lifetime

妥協のない製品設計に加えて、私たちは消費者にインスピレーションとさまざまなサポートを提供することで、製品の寿命を延ばします。修理サービスや店頭での不用品回収・中古販売もその一環であり、それによって製品を少しでも長く使っていただけるよう努めています。
※不用品回収と中古販売はスウェーデン国内のみでの施策になります。

Product as a service

衣類や製品をシェアするサービスは、通常の消費に変わる手段として、より大きな役割を果たす可能性があり、そうあるべきだと私たちは考えています。商品を製造・販売・消費する従来のシステムはすでに立ち行かなくなることが明らかになっており、このサイクルにまつわる製造者、販売者、消費者全ての人にとっても、多くの場合魅力的ではないビジネスモデルと行動を生み出しました。Houdiniでは一つの製品に対して最長5年間利用可能なレンタルサービスを実施しています。これは所有せずに製品の利用を提供し、消費する資源を減らしながらユーザーの生活をよりスマートにする優れた方法です。今後はシステムを整えて、オンラインおよび協力するパートナー企業を通じて利用できるように予定しています。さらに並行して、今後数年以内に立ち上げるサービスソリューションとして、追加の製品とプラットフォームの開発にも取り組んでいます。
※レンタルサービスも現在はスウェーデン国内のみでの施策になります。