Recycling: The quest to eliminate waste

Houdiniが初めてリサイクル素材またはリサイクル可能素材から作られた製品を発表したのは2007年のことであり、現在では大部分が完全に循環型の製品になっています。

私たちが製品に使用する資源は地球から借りたものであり、Houdiniはその管理者としてより良い状態で地球に戻す責任を負っています。そのため、私たちはHoudini製品の回収サービスを進めています。使い古したウエアは廃棄物ではなく、リサイクルのための資源なのです。

2022年の秋冬コレクション全体における循環型プロダクトの割合。循環型とは、着古したあとにリサイクルできるよう設計され、リサイクル繊維、オーガニック繊維、再生可能かつ生分解性繊維で作られた製品であるものとして定義しています。

2006年、Houdiniはヨーロッパのブランドで初めてエコサークル®(帝人ファイバーがスタートしたポリエステル繊維製品の循環型リサイクルシステム)のパートナー企業になりました。これにより製品寿命が尽きたプロダクトは、新たなポリエステル繊維として再生され、別のプロダクトを製造するための資源となります。このプロセスはその後さらに拡大し、すべての製品をリサイクルできるよう、他のシステムやテクノロジーも取り入れられました。

※エコサークル®における製品回収は2018年で終了しています。

“リサイクルポリエステルはバージンポリエステルに比べ、CO2の排出を削減し水資源を節約できます”

How do I recycle polyester products?

全てのHoudini直営店と多くの小売店ではリサイクル用のボックスを設置しており、使い古したHoudini製品はそこで返却することが可能です。このシステムにより従来の廃棄を防ぎ、原料を無駄にすることなく新製品へと生まれ変わらせています。もしリサイクルできないHoudini製品をお持ちの場合でも問題なく返却することができます。現在のリサイクルソリューションはまだ発展途上にあるため、リサイクル不可の素材も今後リサイクル可能となるときに備えて、私たちはその潜在的な資源を廃棄するわけにはいきません。

What are the benefits of recycled polyester?

バージンポリエステルと比較すると、リサイクルポリエステルはCO2排出量と水の使用量の両方を削減することができます。どれだけ節約できるかはその測定方法とリサイクルの種類によって異なりますが、例えばあるサプライヤーはメカニカルリサイクル(物理的再生法)において、CO2排出量を32%、水の使用量を94%削減することに成功しました。詳細についてはPlanetary Boundaries Assessmentをご覧ください。

リサイクルポリエステルのもうひとつの環境上のメリットとして、焼却または埋立地に処分されてしまうものであった素材を使用しているという点があります。これによりプラスチック廃棄物と、化学繊維の原料である石油の消費量を同時に削減することができるのです。


※文章中のリサイクルボックス設置と古着回収サービスは、現在はスウェーデン国内のみでの施策になります。