POC『 VENTRAL SPIN 』

自転車に乗る上で、ヘルメットに求められているものはまず安全性・快適性だと思いますが、ロードバイクやマウンテンバイクなど乗る自転車の種類によって、その比重が変わってきますよね。

例えばロードバイクであればマウンテンバイクに比べ、より軽さを重視しますし、逆にマウンテンバイクではオフロードでの転倒リスクが高いため、安全性を重視します。

color : Hydrogen White Matt　size : M

jersey : 『 AERO-LITE ROAD JERSEY 』　bib shorts : 『 PURE BIB SHORTS VPDS 』

今回ご紹介するのは、ロードバイク用ヘルメットの中でも、空気抵抗を減らすこと(エアロ効果)を考えて開発されたモデルになります。

トライアスロンやタイムトライアルなど単独で走り、より空気抵抗を受ける競技のイメージが強いエアロヘルメットですが、最近ではツールドフランスなどのレースでも、各ステージでプロの選手がよく被っているのを見かけるようになりました。

color : Uranium Black Raceday　size : M

sunglass : 『 AIM 』　 jersey : 『 AERO-LITE ROAD JERSEY 』

その理由がずばりエアロヘルメットの進化にあります。

ひと昔のエアロヘルメットと言えば、ほとんどヘルメットに穴(ベンチレーションホール)のないものばかりで、暑い・重い・疲れるの三重苦。

しかしこのモデルは、額上部に大きなベンチレーションホールが開いています。

color : Apophyllite Green Matt

真正面から。

これであれば、スタンダードなロードバイク用ヘルメットと遜色ないくらい空気を中に取り込めますね。

今までエアロ効果を求めているヘルメットは、ヘルメットの周りを通過した空気をそのまま後ろに流すため、ヘルメット後部に尻尾が付いているような流線形の形状ばかりでした。この形状だと頭を動かさずにずっと正面を向き続けられる、室内トラックでのタイムトライアルなどには向いているものの、横を向いたり下を向いたりすると大きな抵抗を受けてしまいます。