今回のリリース講座は、「ももの内側」です。内転筋群のほぐしを紹介していきたいと思います。意識してほぐしたりストレッチすることの少ない部位かと思いますが、この部位が凝り固まるとO脚や骨盤の歪みを引き起こすだけではなく、立位の際の脚のラインもきれいではなくなります。

長時間のデスクワーク等が原因で筋肉が凝り固まってしまうので、お風呂上がりのタイミングでおこなってみてください。内転筋はもも同士を近づけて維持する働きもあるので、もも同士が離れてしまっている人は特に必須項目です。

① リリースアイテムを使い鼠径部から膝までしっかりと圧を加えながらほぐしていきます。どのリリースでも同じですが、素早く動かすのではなくゆっくりと行ってください。

②伸ばした方の脚を矢印の方向へ脚を閉じるように2秒力をかけます。そのあとに脱力すると身体の重みで沈み込み内転筋がストレッチします。この動作を5回繰り返します。

筋肉には身体を動かすだけでなく、血液循環にも役割を果たします。しっかりとほぐしてあげて筋肉を呼び起こして、姿勢だけでなく血流も良くしてあげましょう。

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