第二章「山とは何か?」

山とは何か?
この命題の解答のために、いったいこれまでどれだけの岳人が悩んだことであろう。

わたしは断言してしまおう。

山はめしである。
山はサケである。
そして、
山はオンセンである。

古来より何かがみっつ集まると何か特別なことのように崇め奉られるものです。江戸御三家、三種の神器、巨人大鵬卵焼き、ビーコンスコッププローブ etc…。そこでショイコクラブの三大お愉しみとは何かを真剣に考えてみることにしました。

しかし当然ながら少しも考えるまでもなく、「めしとサケとオンセン」で差し支えあるまい、と思うのであります。

つまり山では「うまいめしを食ってサケ飲みながらオンセンに入る」というのが我々の理想型なのです。その理想型の究極スタイルは「なおかつ誰もいない山へぜんぶ担いでテント泊」という補完行為が必要となるでありましょう。できましたらそれが「テント場でいっぺんにまとめてぜんぶできてしまう」という条件があるとなおよろしくてもうあたしこのまま死んでもいいわ、となることは論を待ちません。

というわけで、今回のご報告です。
今回の山行は恒例の自作露天風呂キャンプでした。


場所は、すでにメジャーな、北アルプス裏銀座の奥、高瀬川上流です。


部員コジマはトップに発電機を装着しております。これがまあ重いのなんの…


スクリーン担当は山道では注意が必要です。小枝で一気にうしろに持っていかれます。


三時間ぐらいのお気軽コースなんですが僕らは四時間半かかりました。なぜだろう。


有名な噴泉丘が前に見えてきました。この河原に湯船を作って自作露天風呂を作ります。


そのためには徒渉が必要。30キロ背負って徒渉するのってむずかしいんだよ。
発電機担当が滑りそうになったときは本気で怒りました。だって最大の楽しみですもの。


キャンプ地設営。
ウルシヤマ部長は電気があるならおいしくごはんが食べたいと炊飯器を持参。ばかです。


夜のために上映会設備の準備も。
いまの時代、もっとコンパクトなDVDプレイヤーがあると思うんだけどな。


そろそろめしの準備。
ひとつもアウトドアグッズが無いのは職業柄ほんとうに良いのだろうか。

カンペキにアルコール類までご用意しております、ということになると、「めし」関係の方向性もおのずと決まってくるものです。バキッと飲み干すギンギン生ビール!のお友達メシとしては、どうしても「カリカリ餃子」「アツアツ麻婆」「ヒーヒー台湾拉麺」というなんとなくカタカナ連続方面へと歩みを進めてしまうのはいたしかたのないところでありましょう。テーマは「中華」となりました。


尖閣がなんだっ!と叫びながら作られたシェフ・ホダカ副部長の点心料理もまあまあでしたが、それよりもみなを驚嘆させたのは、コジマ隊員によって披露された特大中華鍋チャーハンの衝撃のうまさでした。


まったく家で料理しないとう噂だったコジマの絶品チャーハンのレシピは、記憶には残れども記録はされていません。なぜなら何も見えないぐらい真っ暗だったからです。もう二度と作れないとおもいます。味も酔ってただけかもしれないし。

次回、第三回報告は「おふろのつくりかた」です。
今年はこのネタで最後まで引っ張ってみようかな。

HODAKA.