12月に入りました。2018年、そして平成という時代ももうすぐ終わり。でも、雪の上で遊ぶ全ての皆様にとっては、今はシーズンスタートの時期。まだまだ雪の知らせのエンジンはかかっていない様ですが、例年の様に、これから徐々にそういった情報が飛び交うようになるでしょう。そして雪山シーズンイン時期の名物イベントとなっている、11月の立山バックカントリー。今年はかなり雪が少なく、予定自体を断念された方も少なくないと聞いています。

たてやま2

見出しの写真やこの写真は、立山黒部アルペンルート営業最終日となる11月30日の、4年前の室堂ターミナル。この年もこの時期の立山としては積雪は少ない方でしがたが、それでもしっかりと山が雪で覆われていますね。これまで当たり前だった「雪」という天からの贈り物が、少しずつ当たり前でなくなってきている危機感を今年は特に覚えることになりました。雪山でのハッピーな時間をずっと共有するためにも、環境に影響を及ぼすことに関してはアウトドアマンとして、親として、少なくとも日頃の小さな事から、気づいた事から行動を起こそう。そんなちょっぴりの行動も、雪の恩恵を受けている方全てが行うだけでも大きな一歩に変わるはず。と、過去のこの日を思い返しながら、ちいさな決意をかためた11月30日。そして、沢山の出会いや楽しみを与えてくれる雪山で遊んだ後は、笑顔で家族の待つ我が家へ帰ろうと、あたりまえの日常を大切にする決意を改めてかためる11月30日。

 

皆様が最高にハッピーな 2018/2019 シーズンを無事に楽しめます様に。ENJOY!!!

T.Egusa