すでにわかさんブログ「横浜より愛を込めて」をご覧の皆様はご存知かと思いますが、8月頭に坂本先輩が旅立ちました。

正直そのあとこのブログに何を書こうか悩みましたが、あれから他の事を書くほど他の事をした記憶もなく、みんなそうだと思うけど、あんまりいなくなった実感がないから自らそのことに触れると受け入れる事を自らしている事に気が引けるっていうか。

けど、触れないのもなんか違和感あるし、やっぱりあの人の事を書きます。

 

最近はめっぽう走りに精を出していた先輩と初めて走ったのは昨年の事。

あんまり僕は走るのが好きじゃないので、いやいや俺は大丈夫です。ってずっとみんなと走るのを拒んでた。それでも、あまの先輩が一昨年会津のハーフマラソンに出たのをきっかけに、会津なら出ましょう!と、坂本さんととおるさんを誘い4人で会津に。前夜は東山温泉に一部屋借りてみんなで雑魚寝。僕は初めてハーフに出たので膝がやばかった。制限タイムギリギリですでに僕の半分のタイムでゴールしていた坂本さんがかなり手前まで来てくれて一緒に走ってくれたな。その後は嫁の実家でみんな泊まってくれて疲れ果てた俺の代わりに坂本さんは甥っ子と一緒に風呂まで入ってくれたっけ。

今年もすでにみんなエントリー済みです。もちろん坂本さんも。

今年もあの人と一緒に会津に行きます。俺の半分くらいのペースで颯爽と走るんでしょうが。多分今年も途中まで心配そうに迎えにきてくれると思います。

そうなんだよな。滑っていても、登っていても、仕事でも、いつも坂本さんは待っていてくれた気がします。でも飲んでる時はすぐ帰っちゃうけど。

たまに気づくと気持ち悪いくらい近くに顔があって。そういえばあまりに近くて滑っていたらぶつかったこともあったな。ぶつかってエッジで腕切って血ながしながら、病院行ったっけ。

そんな風に、おそらくみんな少しづつあの人との事を思い出しているんだと思います。各々自分のタイミングで。

社内は、今の所やっぱり冗談ばっかり言っていた坂本さんだったので、みんな下を向くことよりもあの明るさを継承するように上を向いています。誰もオヤジギャクは言いませんが。

今日もサンプルルームを片付けている時には、坂本さんがいつも率先して声出してやってたなって思いながら、ワイワイ言いながらみんなで片付けました。正直、まだまだ実感ないけど、そうする事で坂本さんを感じてるのかなっても思う。

みんなどうしてる?って聞かれたら、今は、そんな時間を過ごしています。

なんとなく、そんな報告です。

 

Senzaki